ニュース

News

ビビりを抑えた薄物アルミ三次元形状!

2018.9.12
works

こんにちは!

涼しくなってきて過ごしやすくなってきましたね!

ダイエットの為の犬の散歩も気持ちよく歩けます!

 

さて、今週の金属加工!

またまた!アルミ切削加工のモノになります!

アルミ三次元形状 薄物加工 ビビりを抑えます の製品になります

 

 

材質 A5052

 

手のひらサイズのモノになります!

小さいですよね!手で簡単にクシャっと潰してしまいそうなほど薄いですね・・・。

四角になっている部分の厚みは2ミリ!!

さらに面白いのは・・・。裏側!!

鏡面に近いレベルでの3D形状になります!

円錐みたいなところの厚みも2ミリ!!

ペラペラで薄いんですよ!!

 

切削加工の手順としては・・・。

NC旋盤にて形状を製作して、真ん中の穴を利用してボルト一本にて締めて、

四角形状部分に捨てタップ、ねじ切り加工をして・・・。

3D形状で切削加工したい部分を捨てタップを利用してモノを引っ張る形にて固定!

 

簡単に説明するとこんな形でしょうか・・・。

このために用意した冶具は一つ!

モノを引っ張るために作った冶具ですね!!

アルミの端材を利用して冶具製作ですね!

 

形状部分の隅Rが1.5Rだったので、薄物加工の条件として、切削面が汚くビリやすいので、

切削条件の一回当たりの切込み量を減らすことが大切です!

そして、できるだけ工具径を細くすることが大切です!

これは、工具の径を太くしてしまうと工具の当たる面積が大きくなってしまうんですね。

面積が大きくなってしまうことにより、切削面がビリやすくなってしまいます。

この二点は基本なのですが、大切なので書かせていただきました!

工具径が細い刃物を使うということは、一回当たりの切込み量が減るわけですが、

高速加工機を使うことにより、速い送り速度にて切削加工できますので

綺麗で、なおかつ速く切削加工しております!

 

弊社はアルミ以外の材質も対応しております!

金型関係が特に強いですので、お問い合わせお待ちしております!!

 

 

美岳製作所 山田剛嗣

↑